スリーピングパット(寝袋マット)の選び方<使う人との相性が大事>

スリーピングパッド

スリーピングパッド(スリーピングマット)を選ぶ場合、価格や性能で選んじゃう場合が多いんですが、どのマットが自分にあっているのかを考える人はあまりいません。実はここが結構重要で、自分もこれを間違って失敗してました。

はじめて買ったマットはサーマレストのセルフインフレーティングだったんですが、各社から軽量なマットが発売され、メーカーのうたい文句につられて買ったけど自分にはイマイチだった、こんな経験の繰り返しです。最軽量、最高の断熱性能、コンパクトな収納性、思い起こせば数限りなくあります。

 

いろいろマットを使うと、そのうち自分に合ったマットがだんだん見えてくる、僕はセルフインフレーティングが快適。最初に購入したマットです。逆に駄目だったのがエアーマット、ふわふわ感が合わないみたい。

 

スリーピングパッド(スリーピングマット)の種類<基本>

・クローズドセル
・エアーマット(空気注入式)
・セルフインフレーティング(半自動膨張)

 

スリーピングパット(寝袋マット)の選び方でよく目にすると思います、でも今回お伝えしたいことはここではありません。

 

まず自分には硬めのマットがいいのか、柔らかめのマットがいいのかを考えるといいですよ。

快眠のためのマット選びのポイントはズバリ「自分に合った硬さを選ぶ」

毎日使う訳じゃないからいいじゃん。ワイルドな方はそれでいいと思いますが女性や腰痛持ちはそうはいきません。でも、ショップで寝てみることはできません、そこでいろいろ調べたら一般的な目安となるのが下記でした。

がっちり体型 → 硬めがいい
スリム体型 → 柔らかめがいい

もちろん全ての人には当てはまりませんが、ほぼ合ってます。もっと早く知るべきでした。

 

キャンプ用のスリーピングパッド(スリーピングマット)にあてはめて考えてみると

硬め → クローズドセル
柔らかめ → エアーマット(空気注入式)
中間 → セルフインフレーティング(半自動膨張)

 

一番いいのは買う前に誰かのマットを借りて寝てみてください、確認するポイントは長さや断熱性ではなくて硬さ。

 

ここが決まってから長さや断熱性、重量なんかを考えていってください、高いマットが最高のマットではありませんので。

※スリムな女性にはクローズドセルは苦痛な場合が多いですよ。(ワイルドな女性は除く)

 

僕はリッジレスト クラシック(サーマレスト)で全然寝られるけど家族は嫌がる。
女性には出来ればエアーマット(空気注入式)、少なくてもセルフインフレーティング(半自動膨張)を用意してあげるといいのかもしれない。

※枕は、硬めのマットには高めの枕、柔らかいマットには低めの枕が合うらしい。

それと安眠に寝返りは欠かせられないらしんだけど、柔らかめのマットは寝返りの回数が極端に減るらしい。僕がエアーマットがどうしても駄目なのは体型と寝返りのせいかもしれない。

 

長いのがいいのか短いのがいいのか

マットの長さもいろいろです、大きく分けるとスタンダード(180cm前後)とショート(120cm前後)。僕はこれは寝相によると思ってます。

仰向けで行儀よく寝る人はショート(120cm前後)でもいけます、でも頻繁に寝返りを打つ人、ほとんど横向きで寝る人にはショート(120cm前後)は苦痛です。(ワイルドな人は除く)

今はスタンダード(180cm前後)サイズでもマットは軽くなってます、極限のUL化を目指していないなら出来ればスタンダード(180cm前後)がいいと思います。

 

断熱性が高いものがいいの?

マットの断熱性を見るのに「R値」というのがあります、標準は「2~3」くらいでしょうか。「R値」を公表していない会社もたくさんありますので目安です。

R値低い → 断熱性は低いけど価格も安い
R値高い → 断熱性は高いけど値段も高い

冬登山のエキスパート用に「R値」が高いものがありますが、通常は「2~3」あれば大丈夫です。(お金持ちは除く)

テントに敷く銀マットを1mm、2mm、3mmと行く場所と季節で使い分けたり、クローズドセル+エアーマットみたいな組み合わせでほとんど対応できます。

 

失敗のないスリーピングパッド(スリーピングマット)は

自分専用のものを持てる人は別にして、使いまわしが考えられる場合、失敗が少ないのは・・・・・

中間 → セルフインフレーティング(半自動膨張)というのが、いろいろ調べてみた結論。

硬いマットが駄目な人がいるように、柔らかいマットが駄目な人もいる、ならば中間。ちょっと情けない結論でした。

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