テントを買うと収納袋が付いてきますが、今はほとんど使わなくなってしまいました。
メーカーにもよりますが純正はピッタリサイズが多いので、使ったあとの収納が面倒です。自宅での保管は収納袋に入れずに段ボールなので純正の収納袋は使わない、つまり保管でも移動でも使わない状態になっています。
出掛ける時は少し大きめのスタッフザックや手さげバック、ザックなどに入れて行きます、でも問題は雨で濡れてしまったとき。濡れたテントを袋やザックに入れるのは大変ですし水がしみ出します、そこで良く使うのは黒いゴミ袋。
でも、結構かさばるし見栄えがよくない。
そこで雨の日を考えたら、はじめからテントを防水のスタッフザックに入れて持って行けばいいんじゃなかと思いつきました。あんまり収納がコンパクトではないテントで試してみました。
用意したのは「シートゥーサミット ウルトラシル コンプレッション ドライサック L」、最大20Lが6.5Lに圧縮できるモデル。底の部分に高透湿防水素材eVENT(70Dナイロン)が使われていて、本体は30DウルトラSILナイロン、内側フルシーム加工の防水ザックです。ウルトラシルではないMもあるんですがウルトラシルのほうが滑って楽そう。
寝袋やダウンの収納袋用なんですが、今回のテントの純正収納袋より少しだけ大きいサイズなのでテストには調度良さそうです。
左はEXPEDの防水ザックFold-Drybag XL/22Lの上にエスパース・デュオ アルティメイトの袋。
中央はシートゥーサミット ウルトラシル コンプレッション ドライサック Lの上にマーモット アルピニスト 2の袋。
右はシートゥーサミット コンプレッション ドライサック M。
中央のシートゥーサミット ウルトラシル コンプレッション ドライサック Lにフットプリントを追加したマーモット アルピニスト 2を入れてみます。
袋がウルトラシルなのでスルスル入ります。
無理に押し込むことなく入りました。
入り口を閉じます。
eVENTなので圧縮も簡単です、簡単に空気が抜けます。純正の収納袋に比べかなりコンパクトになりました。
今度はシートゥーサミット コンプレッション ドライサック Mにエスパース・デュオ アルティメイトを入れてみました。(フットプリントが追加されています)
エスパース・デュオ アルティメイトはそもそもコンパクトなので圧縮は必要ないみたいです、コンプレッションザックの意味がなかった。どうしても圧縮したい場合はコンプレッション ドライサックはSかXSが適当だと思います。
雨に濡れたテントの収納が簡単、外部への水のしみ出しの心配もない、コンパクトになる、登山用のザックへのテント収納にも防水スタッフザックはとても良さそうです。
シートゥーサミット ウルトラシル コンプレッション ドライサックの良い点
1. ザックの一部がeVENTなので空気が抜ける。
2. ウルトラSILナイロンなので良く滑る。
3. 適度に圧縮が出来る。
圧縮できる防水ザックにテントを収納する場合の注意点
1. ペグは一緒に収納しない・・・穴が空いてしまう可能性が。
2. 自在金具はプラスチック製のものに替えておく・・・生地が傷つく可能性が。
3. 目いっぱい圧縮しない・・・過度な圧縮はシームテープなどに良くない。
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