トレッキングやファストパッキング、登山用のランタンは必要なんでしょうか、ヘッドライトやLEDライトでもいいんですが、僕はランタンを暖房器具として使うので小さいガスランタンが欲しい。そこで購入したのがスノーピークの<ギガパワー ランタン天 オート>。ミニマムキャンプにぴったりの小型ランタン(マイクロランタン)。
購入前に候補はこの二つありました。それはスノーピーク<ギガパワー ランタン天 オート>とプリムス<P-541マイクロンランタン>。
プリムスP-541マイクロンランタンはメッシュグローブのみ、スノーピーク ギガパワー ランタン天 オートはガラスとメッシュグローブが両方装着できます。
■スノーピーク ギガパワー ランタン天 オート → 135g(実測131g)
ギガパワー ランタン天 オート(メッシュグローブ使用) → 119g
※ケースは33g
材質:ステンレス、ブラス、アルミ
サイズ:57×57×95mm
収納サイズ:62×65×103mm
本体重量:135g
出力:80W相当
ガス消費量:35g/h
■プリムス P-541マイクロンランタン → 124g(カタログ値)
照度:約320ルクス(Tガス使用時)
ガス消費量:約30g/h
燃焼時間:約8時間(IP-250タイプガス使用時)
収納サイズ:61×62×106mm
本体重量:124g
本体重量だけの比較ではスノーピークのギガパワー ランタン天 オート+メュシュグローブはプリムスのP-541マイクロンランタンより軽くなる。
スノーピークのギガパワー ランタン天には軽量プラスチックケースが付属しますがこの重量は33g。使って持ち運んでも気になる重さではありません。
<左がギガパワー ランタン天のケース、右はプリムスの2245ランタンのケース>
個人的にガラスのホヤ(グローブ)のほうが好きなので、スノーピークのギガパワー ランタン天はオートキャンプではガラスといった使分けが出来る。
また、過去に見た動画ではスノーピークのギガパワー ランタン天は小型ランタン(マイクロランタン)の中で一番明るいらしい。
ここまででスノーピーク ギガパワー ランタン天 オートが第一候補となった訳なんですが問題はマントルでした。
自分の場合現在プリムスの「IP-2245ランタン」と「P-535マイマーランタン」を所有しています。マントルはともに「IP-8052N(マントルA)」。
<左がIP-8052N(マントルA)、右はギガパワー ランタン天のマントル>
スノーピーク ギガパワー ランタン天 オートだけのマントルを持ち歩きたくありません。ギガパワー ランタン天 オートに「IP-8052N(マントルA)」を付けてみました。
たぶん大丈夫だろうとは思っていたのですが、大丈夫でした。(笑)
スノーピーク ギガパワー ランタン天 オートの不満なところ
●ガス調節のノブ・・・SOTOでも使われる形状なんですがスムーズではない、ウインドマスターのイメージで動かしたらがっかり。この動きならプリムスのノブの形状のほうがいいと思う。
●自動点火装置の位置・・・この位置はマントルを付けるのにも邪魔、点火時は本体を斜めにするなどのコツがいる。プリムスに比べると圧倒的に使いづらい。
●吊り下げ用のフックがない・・・吊り下げることは考えていないのかフックが無い、これはちょっと不便。
まあ、少しイチャモンを付けてしまいましたが購入して大満足しています。VSなどとタイトルを付けてしまいましたが結局は個人の好みですから・・・。
総合的には
メュシュのグローブが付くということでギガパワー ランタン天 オートを買いました、はじめてのスノーピークの火器でした。個人的な感想ですが、スノーピークもいいランタンなんですが、使いやすさ、信頼性はやっぱりプリムスにはかなわない。上記のギガパワー ランタン天 オートの不満なところはプリムスと比べてしまったからです。
ランタンに関しては、総合メーカーのスノーピークと火器専門ブランドのプリムスとを比べてはいけないのかもしれませんね。
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