スノーピーク、コールマン、SOTO、小川キャンパル、パール金属(キャプテンスタッグ)、ユニフレーム、IKEA、アイリスオーヤマ、アマゾン、WILD-1、アルペン、ヒマラヤスポーツ、スポーツオーソリティ、スーパースポーツゼビオ、ケーヨー、ホーマックなど、数多くの有名ブランドにOEM供給するニューテックジャパンの自社ブランド「鎌倉天幕」からソロ用のミニマムテント「SOLOIST」が発売になりました。
重量僅か約1.5kgの軽量テント(ポールは付属しません。)、「SOLOIST」細部を少しチェックしてみました。
スペック
まずはメーカー記載のスペック。
サイズ | D110 × W215 × H120 cm |
---|---|
重量 | 約1.5kg |
素材 | POLY 75D 1500mmPU WR /FLOOR NYLON 15D RIPSTOP3LAYER WR ePTFE 12,000mm:WP 30,000g/㎡/24H /TENT BODY POLY MESH WR |
カラー | SAFARI (サファリ) |
付属品 | ・本体 1個 ・収納ケース 1個 ・ペグ 8本 |
サイズはD110 × W215 × H120 cm、これは床寸法ではなく屋根の出っ張り部分も含めた大きさのようです。
実際の床寸法はD100 × W200くらいでしょうか?一人でゆったり使うには十分な広さですね。
※とても形状が似ているヒルバーグ「アナリス」2人用の床サイズはD120 × W220ですので2人で使うには少し狭い。
※追記(修正) 2020-11-25
メーカーの方からコメントを頂きました、サイズは実際のフロアサイズだそうです!
動画チェック
設営はとても簡単そうですね、ポールは付属しません。
ワンウォールテント
鎌倉天幕「SOLOIST」とヒルバーグ「アナリス」との最大の違いは「SOLOIST」はフライとインナーは一体型のワンウォールテントだということ。
快適性①
ワンウォールテントは設営が簡単だといういうメリットがあるのですがどうしてもフライ、インナー別体式に比べると快適性が劣ります。
その欠点を補うために「SOLOIST」は透湿素材が使われています、それも3レイヤーで・・・、ワンウォールテントで3レイヤーはあまりありません。
山岳用の軽量シェルターは生地に防水透湿性コーティングを施した素材が多いんですが「SOLOIST」は違います。
やっぱり結露にはコーティングよりも3レイヤーのほうが強い、「SOLOIST」の構造はゴアテックスを使用したシングルウォールテントと同じ部類ですね。
快適性②
山岳用のシングルウォールテントは夏は暑い、サウナ状態になります。
「SOLOIST」はオールシーズン快適に使えるように4面メッシュ仕様、これは快適。悪天候への対応力は落ちますが通気性はツーリングキャンプに快適さは欠かせない。
快適性③
テントの場合フロアには3レイヤー生地は使いません。記載はありませんが「SOLOIST」もフロアは3レイヤー生地ではなくたぶんコーティング生地だと思います。
耐水圧は1500mm、一般的な数値はクリアしています。
※追記(修正) 2020-11-25
メーカーの方からコメントを頂きました。
>床の耐水圧は1500mmとしてありますが、各メーカーの表記方法に違いがあり、鎌倉天幕の耐水圧も初期設定では全て2000mm以上の耐水圧で、経年劣化を考えて数字をギャランティしております。山岳テントにも負けないスペックですので、是非、機会があれば使ってみてください。
装備品
自在
プラスチック製の軽量な自在、UL系のテントはこれが標準になってきました。
ケース
ケースは山岳用というよりオートキャンプ、ツーリング仕様です。
ポケット
数は少なく、大きさもそう大きくは無さそうですが貴重品を入れるには必要十分そうです。
ループ
中央にランタンを吊るしたい場合はガイロープが必要そうです。
オプション
ポール、前室等が用意されています。専用のフットプリントは現在ありません。
ポール
前室
まとめ
本体価格(SOLOIST) ・・・ ¥57,475(税込)
本体 1個 ・収納ケース 1個 ・ペグ 8本
ポール(SOLOIST AL POLE) ・・・ ¥6,061(税込)
トレッキングポールや枝などで設営可能とありますがツーリングキャンプで使用するのならポールは持っていたほうが便利。
前室(SOLOIST VB) ・・・ ¥5,016(税込)
シングルウォールでも前室があるとないとでは快適さが全然違う、予算に余裕があるのなら買っておいたほうがいい。
タープ(TARP 290S) ・・・ ¥15,884(税込
これは別にブランドを揃える必要はないと思うのですが揃えるとバランスはいいですよね。(笑)
3レイヤー生地でのワンウォールテントで価格は¥57,475(税込)、他のブランドのテントと比べて決して高くはありません。
ただ、登山、トレッキングでトレッキングポール使用を考えた場合「軽いテント?」「悪天候に強い?」、そう考えていくと山岳用テントとしてはライバルがとても多い。
このテントは登山使用よりも、ソロキャンプ、ツーリングテントにこそぴったりなテントのような気がする。
そう考えていくとポール、前室は標準装備にしたほうが良かったのではないのかと思う、出来れば¥57,475(税込)で、、、。(かなり無理言ってます・・・)
基本を購入して、追加のパーツが欲しい人はオプションを追加購入、このスタイルは親切なようで実は親切ではないような気がする、、、個人的な意見ですが、、、。
商品はとてもいいので、価格も「
コメント
お世話になります。
本商品を製造・販売しております株式会社ニューテックジャパンです。
素敵な記事をありがとうございます。
サイズ表記は実際のフロアサイズですので、二人で使っても十分な広さがあります。
また、床の耐水圧は1500mmとしてありますが、各メーカーの表記方法に違いがあり、
鎌倉天幕の耐水圧も初期設定では全て2000mm以上の耐水圧で、
経年劣化を考えて数字をギャランティしております。
山岳テントにも負けないスペックですので、是非、機会があれば使ってみてください。
その他ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
わざわざデータをありがとうございます、記事は追記で修正させていただきました。
最近のニューテックジャパンさんの商品にはいつも心惹かれます、これからもどんどん良い商品をお願いします。
コメントありがとうございました。m(_ _ )m